Arduino互換機を自作する

Arduinoを自作する

今回は秋月電子から発売されている、Arduino Bootloader(ATmega328P-PU)を書込み済AVRを使って、アルディーノUNOを最小限の部品で自作,動作確認してみましたのでご紹介いたします。
制作費は部品代が少し値上がりしていますが、1400円以内で作れると思います。

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用意するもの

  • ATmega328P-PU(秋月電子ブートローダー書き込み済み16M仕様)1個
  • ブレスレットボード
  • ジャンパーワイヤー
  • コンデンサー【0.1μ 1個】
  • 抵抗【10k 480Ω】各1個
  • 今回発信子は【セラロック16M)】を使いました
  • タクトスイッチ
  • USB シリアル変換モジュールCH340E
  • LED 1個

回路図

こちらは秋月電子さんの仕様書をもとに作りました。

完成品

こちらです
CH340Eは裏表反対(下図)で半田付けするとわかりやすいかもしれません。
ブートローダー書き込み済みAVRはシールが貼ってあるので配線しやすかったです。

動作確認

動作確認はWindowsパソコンからarudino ideを使って行います。
間違いなく配線されていれば、USB-C端子で接続し電源が供給されると、あらかじめLチカプログラムが入っているようで自動でLEDが1秒ごとに点滅します。またタクトスイッチはなくても問題なく動きます。

arudinoの設定

今回はAruduino1.8.19を使いましたが、AruduinoIDEも大丈夫です。
ボードの設定はAruduino Uno でも Aruduino Nanoでも書き込めました。
CH340EはWindowsパソコンではドライバーを当てなくても、自動で認識し今回COM9でした。
また今回発信子をクリスタルではなく、セラロックを使用しましたが、何の問題もありませんでした。
下図です

プログラム

テストプログラムです、1秒でブリンクするプログラムが入っていたので0.4秒に変更して書き込み、問題なく動きました。

void setup() {
  // initialize digital pin LED_BUILTIN as an output.
  pinMode(13, OUTPUT);
}
// the loop function runs over and over again forever
void loop() {
  digitalWrite(13, HIGH);   // turn the LED on (HIGH is the voltage level)
  delay(400);                       // wait for a 0.4second
  digitalWrite(13, LOW);    // turn the LED off by making the voltage LOW
  delay(400);                       // wait for a 0.4second
}
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