今回はMicro Pythonで自作ライブラリーの作り方を説明致します。
これにより、プログラムを見通しよく書くことができると思いますので、まだ作ったことがない方はぜひお試してください。
動作環境
- IDE Thonny
- Windowsパソコン
ライブラリーの制作
今回はクラスは使わず簡単な関数だけのライブラリーを作ってみました。
下記が関数を使った、足す、引く、の簡単なプログラムです。
def tasu(x,y):
z=x+y
return z
def hiku(x,y):
z=x-y
return z
上記のプログラムを必ずラズベリーパイ本体に名前を付けて保存します。
今回は mylib.py としました。
またlibフォルダーの中に保存しても大丈夫です。
下図

ライブラリーを呼び出す
ライブラリー(関数)を呼び出すには下記のようにします非常に簡単です。
from mylib import tasu , hiku
aa=tasu(3,7)
bb=hiku(6,3)
print(aa,bb)
実行結果

自分が作ったフォルダー(mytestlib)の中に保存した場合はこのようになります。

from mytestlib.mylib import tasu , hiku # 呼び出します
aa=tasu(3,7)
bb=hiku(6,3)
print(aa,bb)
こちらの方が、きちんとファイルフォルダが整理されますので、見通しが良くなるかと思います。