Processingプログラミング入門

Processingプログラミング入門

2024年11月ネットを検索していると以前使ったことがあるprocessingのプログラム記事があり、改めて色々調べてみるとバージョンアップ(4.3)し面白そうなので、簡単な使いかたをご説明いたします。
今回使用するパソコンはWindows11です

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Processingとは

Processingは絵やアニメーションの表示を作れる統合開発開発環境言語で、簡単なプログラムコードで様々なデザインを作ることができます。
基本の言語はJava(簡易化されたJava)ですが JavaScript CoffeeScript Pythonにも対応しているので初心者にも使いやすいような気がします。

インストール

まず下記の公式サイトに行きprocessingをインストールします。
Processing公式サイト
まずはWindowsのインストール方法を説明して行きます。
下記がその画面です。

ダウンロードしたZIPファイル解凍

ダウンロードをクリックすると、WindowsではダウンロードフォルダにZIPファイルができます。

processingにはインストーラーがついてきませんので下記のようにしてインストールします。
ZIPファイルをダブルクリックして解凍すると下図のようなフォルダが出来上がります。

Processing実行ファイル作る

例えばこのような場所に作ります。
私はWindowsのCドライブ直下にmyprogというフォルダを作り、先ほど解凍したprocessing 4.3ファイルをコピーアンドペーストします。

そこで先ほどコピーしたファイルこのフォルダーで完全に解凍すると下図のようなファイルとフォルダが出来ます。

これでprocessingのインストールはおしまいです。
毎回フォルダーを開いて起動するのが面倒であれば、右クリックでスタートにピン留しておくといいでしょう。
これで使えるようになりなした。
立ち上げると下図の画面で、初めから日本語表示に設定されていました。

▶ は実行ボタン ■ は停止ボタンです

使い方入門javaモード

Procssingは基本 setup() という関数と draw() という関数でなり立ちます。
アルディーノと同じように setup()は1度だけ実行され、 draw()関数は1秒に60フレームで繰り返し実行されます。
プログラムを入力する時の注意ですが、文字をinsertできないときはinsertキーを押してインサートモードににします。
こちらが、使い方公式サイトになりますので詳しい説明が載っています。

コンソールエリアに出力

コンソールにHello World 表示するには、下記のプログラムで、必行の終わりには;をつけてください。

print("Hello World"); 
println("Holle World");
print("皆さん こんにちわ");

何の設定なしで日本語も表示されました。

文字を表示してみます

次にテキストに文字を表示させてみます。

size(500, 500);// 画面サイズ指定
textSize(100);
fill(100,100,200); //text色指定
text("abcd",150,200);  //表示位置
PFont font = createFont("Meiryo", 50);  //日本語フォント メイリオ
textFont(font);
text("日本橋",10,100);

図形を表示してみる

四角と丸を表示させてみます。

size(500,500);
square(120, 100, 220);
ellipse(400, 400, 180, 180);

ランダムに丸を表示させてみる

float x,y,y2,z;
void setup(){
size(700,500);
background(8,39,10);
}
void draw(){
x=random(10,700);
y=random(5,200);
y2=random(10,500);
z=random(5,200);
int xx = int(x);
int yy= int(y);
int zz=int(z);
int yy2=int(y2);
fill(yy,zz,0);
ellipse( xx, yy2, yy, yy );
delay(300);
}

使い方入門pythonモード

Processingの命令は少し違うようですがこちらがパイソンモードでのプログラムです。
Javaよりも入門者には易しいしいかもしれません。

コンソールエリアに出力

ここで注意するのは日本語文字の扱いです文字列の前に裕をつけますUnicodeで渡すということです。
print(u”皆さん こんにちは”)

print("Hello World")
print(u"皆さん こんにちは")

文字を表示してみる

文字をテキストエリアに表示してみました。

size(500, 500)
textSize(100)
fill(100,100,200)
text("abcd",150,200)
font = createFont("Meiryo", 50)
textFont(font)
text("日本橋".decode("utf-8"),10,100)
text(u"日本橋",50,350)

text(“日本橋”.decode(“utf-8”),10,100)
text(u”日本橋”,50,350)
どちらの方法でも日本語が表示できました。

図形を表示する

size(500,600)
square(120, 100, 220)
ellipse(400, 400, 180, 180)

ランダムに丸を表示させてみる

def setup():
    size(700,500)
    background(8,39,10)
def draw():
    x=random(10,700)
    y=random(5,200)
    y2=random(10,500)
    z=random(5,200)
    fill(y,z,0)
    ellipse( x, y2, y, y )
    delay(300)

結果

Pythonモードの場合、変数の型などをあまり気にせずかけますのでJavaより簡単かもしれません。
またPythonモードでは、プログラムを停止してもテキストが消えませんでした。
感想、意外と簡単に動かす動かせましたので、興味があればネットで調べてもっと複雑なプログラムを書いてみみるのも楽しいと思います。

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