ラズベリーパイOSモニターレスでインストールする

ラズベリーパイOSモニターレスでインストール

ラズベリーパイにモニターをつながずWindowsパソコンだけで、ラズパイにOSをインストールする方法を紹介したいと思います。

準備するもの

  • ラズベリーパイ本体
  • microSDカード16G以上のもの
  • Windowsパソコン

ラズパイOSをWindowsパソコンでSDカードに書き込む

ラズベリーパイイメージャーを使ってSDカードに書き込みます

OSの選択

今回は定番のOS、ラズベリーパイ32ビットデスクトップ版
下図一番上のOSです

OSを選択したら下記に進みます

OSを書き込む前にWindowsパソコンから操作できるよう初期設定します

歯車クリックします
お好みですが、このカスタマイズはセッションのみで有効のまま
ホスト名はデフォルト、SSH有効化して下にスクロール
ユーザー名とパスワードを設定し次にWi-Fiを設定します
有線LANを使うときはWi-Fi設定は不要です
ユーザー名とパスワードは必ずメモなどして覚えておいてください
後でWindowsパソコンより接続する時使います
下にスクロール
最後にタイムゾーン Asia/Tokyo キーボードレイアウト jp として保存をクリック初期設定を終了します
次にストレージmicroSDカードを選択し
最後書き込みするをクリックし書き込んでください
途中でウィンドウズが警告を出しますが、無視してください
書き込みが終了したらSDカードを取り出してください

以上でWindowsパソコンからSDカードに書き込み終了です
続いてラズベリーパイにSDカードを挿入してセットアップしていきます
追伸 初期設定をイメージャー以外ですることも可能でが、その方法はここでは割愛します

Windowsからセットアップ

ラズベリーパイ本体にSDカードをを挿入してあとは何もつながないで電源を入れます

ラズベリーパイのプライベートIPアドレスを調べる

Raspberry Pi のネットワーク上の動的プライベートIP アドレスをWindowsのpowershell かコマンドプロンプト調べます、両方紹介しますのでお好きな方をお使いください

まず自分のIPv4 アドレスをコマンドプロンプトで確認する

C:\Users\abcd>ipconfig

次にpowershellでラズベリーパイのipアドレスを調べる
powershelを起動して

Windows PowerShell
Copyright (C) Microsoft Corporation. All rights reserved.
新しいクロスプラットフォームの PowerShell をお試しください https://aka.ms/pscorPS C:\Users\abcd>foreach ($i in 2..30) {
>>ping 192.168.1.$i -n 1}

C:\Users\abcd>の後に下記のコマンドを書きエンターを押します。
192.168.1 の部分自分のプライベートアドレスに書き換えてください。

foreach ($i in 2..30){ping 192.168.1.$i -n 1}

デフォルトでは4回pingを打ちますが1回に、また全ての IP を調べるには時間がかかりますので今回は2から30の間に振られているということを前提に指定してみしてみました 
また192.168.1.$iは自分の環境プライベートIPに書き換えてください

pingが終了したら次のコマンドを打ちます

arp -a

繋がれている IP アドレスの一覧が出ますので

192.168.1.19 e4-5f-01-01-77-52

e4-5fの部分がラズベリーパイのMACです、ラズパイ3,4,400で変わります
今回ラズパイ400ですのでe4-5f 192.168.1.19 がRaspberry Pi の IP アドレスとなります 

コマンドプロンプトで調べる


コマンドプロンプトを起動して
下記命令を打ち込みます(0,1,255)は0,1,40ぐらいでいいと思います
こちらの方が高速に動きます

for /l %i in (0,1,255) do ping -w 1 -n 1 192.168.1.%i

あとは上記で説明した powershellと同じ方法で確認できます 

ウィンドウズからTeraterm SSH 接続 

今回は teraterm を使ってSSH接続していきたいと思います 
teraterm はこちらのサイトからダウンロードできます、インストール済みの方はスキップしてくだい 

teraterm を開きます

ホストに先ほど調べておいた Raspberry Pi のプライベート IP を入れOKボタン
そのまま続行クリック
ユーザー名とパスワードいれてOKボタン
この画面になれば接続成功です

OS のアップグレード

Teraterm の画面で次の二つの命令を実行します、時間がかかります
$ sudo apt update
$ sudo apt -y upgrade

固定IPにする

プライベート IP が変わってしまうと繋がらなくなってしまうので固定 IP を設定
$ sudo nano /etc/dhcpcd.conf
ファイルが開いたら、スクロールして最後の場所にまで行き、下記の命令を追記します
IP アドレスは自分の環境に合わせて変えてください

interface wlan0

下の3行の#とりコメントアウトする

今回は192.168.1.60にしてみました

コントロールO コントロール X で終了

解像度設定し VNC を有効にする

$ sudo raspi-config

解像度設定
解像度を設定しないとモニターレスでは画面を出力しません

2番目の項目です 左右上下矢印キーでセレクトできます
1920.1080

VNC を有効にする

VNCセレクト
yes でセレクト

最後に Raspberry Pi を再起動して設定はおしまいです

最後に Windows から VNC Viewer を起動して接続を確認

VNC Viewerインストールしてない方はこちらからダウンロードできます
無料版でOK
Vnc Viewer を起動して先ほど設定した固定 IP アドレスで接続接続します

Vnc Viewer を起動IPアドレスを入れてエンター つなぎますかと聞いてくるがOKで
ユーザーネーム、パスワード入れる


接続できましたおしまいです。しかし日本語表記になっていない、また日本語入力も
設定されていないので後で設定してください

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