Raspberry Pi Pico Muエディターでプログラムを書き込む

Raspberry Pi Pico Muエディターでプログラム

Raspberry Pi Pico にプログラムを書き込むには普通のエディターでも書き込むことができますが、使い勝手よくありません。
今回はRaspberry Pi Pico に、Mu(IDE)統合開発環エディターを使って、効率的にプログラミングをする基本を説明します。
今回使用する言語はマイクロパイソンになります。
micro Python は Python 系の言語の一つで、初心者にもとってもわかりやすい言語の一つですので、特にこれから始める方のヒントになれば嬉しいです。 

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用意するもの

ラズベリーパイPico
Raspberry Pi Pico は現在秋月通商などで770円前後で購入することができます。
GPIOを有し各種センサーや小さなディスプレイを接続でき、電子工学をするには丁度いいマイクロコンピュータです。
マイクロコンピュータですので、オペレーティングシステムは持っていません、Windows や Macコンピューター から接続してプログラムを書き入れることになります。
Raspberry Pi Pico は C++とマイクロパイソンでプログラムができます。
簡単に仕様を書いておきます。
RP2040(Dual-core cortex M0+、最大動作周波数133MHz)
SRAM:264KB
フラッシュメモリ:2MB
USBを介しマスストレージを使ったドラッグアンドドロップによるプログラムの書き込みが可能

今回はWindowsパソコン使います

Muエディターの基本的な使い方

Muエディターの最小限の基本的な使い方についてこれから説明していきたいと思います。
Raspberry Pi Picoにプログラムを書き入れるためには高度な使い方は必要ないと思います。

インストール

Muエディターをお持ちでない方はこちらのサイトからWindows Installerボタンを押して、ファイルをダウンロードしてインストールしてください。
下の画像です。


詳しいインストールの方法は他のホームページにページに詳しく解説されてます、そちらを参考になさってください。

使い方

インストールしてエディターを始めて開く時は少し時間がかかります。
エディターを開くと下の画面になりますまず、上に並んでいるボタンを簡単に説明していきます 。

まずモードボタンです
どの言語を使うかの選択です、今回はmicroパイソンです。

新規ボタ
新しくプログラムを作るとき。

開く、保存、ボタンです。
ボタンを押すとデフォルトで下記のフォルダーが開きます。
C:\Users\mypc\mu_code mypcはぶぶんは自分のpc環境です 
このホルダーのファイルを開いたり、書き込みをします。
トラブル
いろいろエディターをいじってるうちにトラブルに遭いました。
なぜか分かりませんが、デフォルトのパソコンのフォルダから、ファイルを開いたり書き込みができなくなりました。ファイルを見ることはできます。
デフォルトを別のフォルダーに変更して実行すると、問題なく前と同じように、そのフォルダーで操作することができました。

実行ボタン
これを押すと今ウインドウに表示されてるプログラムが動きます、保存しなくてもMuは実行します。

ファイルボタン
このボタンは重要です。
マイクロパイソンモードに設定したラズベリーパイPicoを接続して、このボタンを押すと、下図のようになります。

デバイス ファイルと、コンピューターのファイルはドラッグ&ドロップでファイルを移動することができます 。

デバイスのファイルまたはコンピューターのファイル上でマウスを右クリックするとこのようなメッセージが表示されます 。

デバイスのファイルを削除する

指定したファイルをエディターで開く
でも使わないのが良いかもしれません。
デバイスのフォルダーに名前をmain.pyとして保存する
main.pyで保存されたファイルは Raspberry Pi に電源を投入した時点で自動的に実行されます。
開くは使わない

REPLボタン
パイソンのインタープリターボタンで、実行してるプログラを止めまが、1度で止まらない時はもう一度押します。
実行しているプログラムを止めないと、エディターはファイルの読み書きをすることはできませんので次の作業をするときには必ずプログラムを停止します。

残りのボタンは説明する必要はないと思います 。

実際にプログラムを書いて動かしてみる

まだ Raspberry Pi の初期設定をしていない方はこちらのページで初期設定をしてください。

Micro Python モードに設定した Raspberry Pi Pico をパソコンに繋いでサンプルプログラムのLチカ プログラムを実際に走らせてみます。 
ファイル名は blink2.py とします。

from machine import Pin
import time
led = Pin(25, Pin.OUT)
while True:
    time.sleep(1.0) #1秒待機
    led.value(1)
    time.sleep(1.0) #1秒待機
    led.value(0)

エディターを開いて新規ボタンを押します。
上記のプログラムをコピー&ペーストして、次に実行ボタンを押します。
Raspberry Pi のLEDが点滅を始めれば成功です 。
REPLボタンを押して LED の点滅が止まるのを確認したら、blink2.pyでファイルを保存します。
次にファイルボタンを押すと、下図のようになります。

main.pyとしてデバイスのファイルに書き込みを実行します。
デバイスのファイルにmain.py ができたのを確認してMuエディターを終了します。
次にラズベリーパイPico をUSB 端子から一旦外し、もう一度接続し直してLEDの点滅がが自動的に始まれば動作確認は終了です 。
デバイスのメインプログラムが不要になれば削除してもう一度新しいプログラム作成してください。
以前と違って現在のエディターはラズベリーパイPicoがメインブログラムを動作してる状態で接続しても、ファイルの操作は出来るようになっています。 2023年3月24日


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