予測変換機能のあるVSCodeでマイクロ バイソン動かしてみたいと思い開発環境を作ってみました。他にも Pymakrの選択肢もあるようですが 、今回簡単に設定ができそうなMicroPico(以前はPico-W-Go)を使いました。まだ試してない方は難しくはなかったので、挑戦してみてはいかがでしょうか。
実行環境
- Windows10 pro
- VSCode 最新バージョン(2023・11・2)時点 インストール済み
- python バージョン 3.10.2
- ラズベリーパイpico
- ラズベリーパイpicoW
PySerial のインストール
まず、Python でシリアル通信を行うためのライブラリPySerial をインストールします、これが入ってないと動きませんでした。
VSCodeにmaicropicoをインストールして設定した後でも、問題はありませんが、ここでインストールしておきます。
コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。
pip install pyserial
下が実際にインスストールした時の画面で、途中アップグレードをしてくださいのメッセージが出ましたので、私はアップグレードしてみました。
しなくても問題ありません。
VSCodeの設定
Python extension for Visual Studio Codeの拡張機能がインストールしていなくても、microPythonは動ごくようですが、入れておいたほうがいいと思います。
私はすでに、このPythonの拡張機能をインストールしております。
拡張機能のMicroPicoのインストール
MicroPythonを動かすのに、今回設定が簡単に出来そうな、MicroPicoを使用します。
まずは、下記の画面のように、①②③と進んでVSCodeの拡張機能、MaicroPicoをインストールします。
MicroPicoの設定
次にVSCodeで作業用、自分で使いやすいホルダーを指定します。
私はデスクトップにフォルダーを作り作業用とするために、そこに移動しました。
そして、このフォルダーに下記画面のよう①②と進んでMicroPpicoの設定をします。
続いて、下記画面のように設定します。
Micropico 入力して Configure project 選択します。
これで、このフォルダーがmicroPythonを使えるモードなります。別のフォルダーで動かしたい時は、同じ様にそのフォルダーで設定してください。
設定はこれでおしまいです。
動作確認
ホルダーの中にファイルを、例えば(testpico.py)などにして作り、そのファイルに下のサンプルプログラムをコピぺしてください。
from machine import Pin
from utime import sleep
pin = Pin("LED", Pin.OUT)
print("LED starts flashing...")
while True:
try:
pin.toggle()
sleep(1) # sleep 1sec
except KeyboardInterrupt:
break
pin.off()
print("Finished.")
まだPicoWをUSBケーブルでつないでないのでVSCodeの画面左下が下図のように未接続になりました。
microPythonモードに設定したPico 又はPico-Wをパソコンに接続すると、自動的に認識され接続状態になります。
RUNをクリックするとプログラムは下図のように実行されます。
止める時は一番下の行のStopを押します。
今回はPicoーWで試しました。
ピコ本体のファイル操作
Thonnyと違いVSCodeは、ピコ本体へのファイルの書き込み、読み込みが少し面倒です。
ピコに書きこむ
ピコ本体に書き込みには、この様にします。
表示、コマンドパレットと進んでパレット欄にMicroPico: Upload current file to Picoを入力します。
プルダウンメニューが表示されますのでMicroPico: Upload current file to Picoを選びます。
これで、今表示されているファイルがピコ本体に書き込みが行われます。
ピコ本体のファイルを読み込む
ピコ本体のファイルを読み込むときは、表示、コマンドパレットと進んでパレット欄に上記の図のように、MicroPico: Upload current files to Picoと入力します。
しかし、これはpico本体のすべてのファイルが作業用フォルダーにアップロードされます。
他にもたくさんの機能があると思いますが今回はここまでです。
ファイルに関してはThonny の方が使いやすいと思います。